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健康

半年後のマウスピース

今年5月にマウスピースを作成して,寝ているときに装着して,歯の摩耗を防いでいるわけですが,対処療法なので,歯ぎしりが治るわけでもなく・・・.既にマウスピースはボロボロになっています.いや,2ヶ月くらいでボロボロだったんですけどね・・・.マウスピースは1年に2個までしか保険が効かないらしいので,この消耗具合でいくとかなりヤバいことは指摘されているのですが,だからといってどうしようもないわけで・・・.

ということで,次回通院で約半年になるので,新しいのを作ってもらえる予定です.ハードタイプにすると長持ちするんだけど,歯ぎしりによる顎や歯へのダメージが増えるので,結局はソフトしか使えないので,なんとかしたいところです.さて,そんな半年経ったマウスピースの悲惨な惨状をご覧に入れましょう.

赤丸の箇所が貫通してます.左側が全滅に近いです・・・.勘弁して欲しいです.このくらいの歯ぎしりを無意識にやるくらいには,何かと闘っているみたいです.主にストレスさん.

尿酸値対策でしたこと

アサコール以降,UCの不安は皆無といって良い状態になっています.しかしながら,それは完治とは違います.それはそれとして,喫緊の課題は尿酸値のコントロールでした.尿酸値が高くなると,高尿酸血症という病気になって,その後,痛風という有名な病気になります.そのため,尿酸値を下げることは重要な課題です.ということで,下げるために試みたこと色々を評価します.

基本的な戦略

尿酸値を下げる方法は2つしかありません.

  1. 尿酸の元となるプリン体を摂取しないようにする
  2. 尿酸を体外に排出する能力を向上させる

やってみた

△有酸素運動をする

一般的に,新陳代謝を上げるといいっぽいです.直感的には効果があります.しかし,通勤の行き帰りを徒歩に変えたり,帰宅後にウォーキングしたりしているので,これ以上の運動は日常生活を圧迫するので,QOLが低下します.ですので,これ以上の効果は期待できません.

△水分を多めに摂取する

水分を摂取することで,血中尿酸を薄めて,かつ体外に排出しやすくするという戦略です.これも効果はあるはずですが,ダメです.既にUC対策で水分を1日2リットルは飲んでいるので,これ以上増やすと腎臓への負担が気になります.よって,これもこれ以上の効果は期待できません.

×アルコールを止める

尿酸といえばビール.ビールを止めれば良いのかといえばそうでもなくて,アルコール全般的にダメです.アルコールは尿酸を体外に排出することを阻害します.当然,ビールであればプリン体が入っていますので,ダブルパンチです.ビールがダメだといわれている納得できる理由です.ちなみに,ノンアルコールビール風飲料を飲むのと,プリン体カット発泡酒はどっちがいいかといえば,プリン体カットです.基本的にプリン体を取り入れない戦略が大事です.閑話休題.アルコールを止めても下がりませんでしたし,ガンガン飲んだら下がりました.アンコントローラブルであるといえます.完全に止めれば下がるのかも知れませんが,プリン体はビール以外の普通の食事(例えば,納豆やカツオ節やウニやイクラや・・・とにかく美味しいと思うもの全般)にも入っているので,そんな摂生は嫌です.よって,効果はありません.

○アンセリン(L-カルノシン)の摂取

サプリメントに頼っていますが,正直な話,1番効果がある気がします.最初はアンセリンを飲みました.効果はうっすらと現われました.長期的には効果が出そうな雰囲気でした.その後,個人輸入のL-カルノシンに変更しましたが,アンセリンに比べて効きが甘い気がします.値段相当の効果と言われるとそうなのかも知れません.だとしたら,L-カルノシンを倍量飲んだらどうなのか,というところです.値段的には倍量飲んでも,DHCのアンセリンよりも安いです.しかし.調べによると,L-カルノシンは1回の摂取量が1000mgを超えると分解できなくなるらしいです.そのため,500mgを2回に分けて飲むことになります.実際には,通常の1日1粒に加えて,飲んだ日は夜に1粒飲むという方法をとってみました.その結果が今回ので,下がっています.こうかはばつぐんだ.

まとめ

L-カルノシンは効くと思う.効果を見ながら1000mgまで上げるのは有り得る気がする.ご購入はiHerbから.ZAK919っていうキャンペーンコードを入れると初回のお買い物がお安くなりましてよ!

抱かれ枕を買ってみた

ということだったので,睡眠に悩む僕は,

とポチッちゃいました.抱かれ枕アーチピローDUOを購入したので,使用感のレビューします.まず,届いた商品はこんな感じ.

既に抱く気まんまんな構えです.この状態で枕カバー装備状態です.この他に頭部専用ピローケースも付いてきますが・・・なんかパンツみたいになります・・・.

ね.なんか変な感じでしょ?別売りのフルカバーを買うか,無しで使うのが良いかもしれません・・・.

それはそれとして,自分で寝たところを撮影して説明するのが1番良いのですが,撮影してくれる人がいない上に,自分撮りもできないので,今回はカピバラさんに寝てもらいました.

こんな感じで,しっかりと枕に囲まれて,抱かれ枕の名に恥じない完璧なフォーメーションです.頭側から撮るとこんな感じ.

どっしりドーンという感じ.この両側のアーム部分に囲まれているので,なかなかの安心感があります.

実際の使用感

元々,仰向けでは寝られないダメ人間なので,なかなか寝慣れないですが,偉くなったような気分にはなれます.寝返りをしても,アームから外には出られないので,寝相も良くなるかもしれません.私の寝方から考えて,最も素晴らしいと思うのは,アーム部分です.さっきから何度も,アーム部分が良いといっていますが,やっぱりいいです.特に,横向きで寝るときに,アームを抱き枕として使えるので,非常に安定感があります.普通の抱き枕だと,普通の枕との一体感がなくて不安定ですが,抱かれ枕の場合は一体型なので安定感抜群です.

まだ届いて1週間も経っていないので,洗濯はしていませんが,メンテナンスも簡単です.

デメリットもあります.メリットと相反の関係だと思いますが,でかいです.添い寝してもらう場合には,究極的に邪魔だと思われます.まぁ,添い寝してもらえないから,抱かれ枕を買うんではないかと考えれば,不自然さはないですね.

まとめ

なかなか良いものです.今のところ,値段相当の良さかと思います.仰向け寝ができる人は,かなりいいんではないでしょうか?

アロマセラピー,はじめました.

5月15日に「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」で「日本人に急増中 ストレスに弱い脳 徹底解明&改善スペシャル」が放送されました.どこからどう解釈しても,ネガティブ・神経質のストレス脳でした.現在抱えている持病のどれもこれもが,どこからどう考えてもストレス起因だし,こんな状態じゃ,これからも持病が増え続けることは放射能漏れよりも明らかなので,何とかしなくてはいけないという危機感に駆られました.運が良いことに番組では改善策も提示しており,なにやらアロマセラピーで改善するというではないですか.これは,はじめるしかない.

ということで,アロマセラピー,はじめました.

しかし,ぶっちゃけ,香水とか匂いが苦手な私としては,何をどうして良いのかサッパリわかりません.「誰か助けてー」って言ったら,詳しい方に助けてもらえたので,貢ぎ物を携えて,そそくさと教えてもらいに行きました.まぁ,なんだ.素人って怖いね.素人のオレ思考では「リラックスといえばラベンダーっぽくね?」とか思ってて,実は勢いでラベンダーのアロマオイルを買えばいいんじゃないかと思っていたんですが,色々と嗅いでみるとビックリ!ラベンダーは好きじゃない匂いでした.

他にも色々と試してみたところ,ティートリーってのがダメっぽいです.傾向としては尖った匂いがダメで,やんわりとした柑橘系が好きみたいです.すごいね.匂いって多彩だね.あんなに違いがあるとは思わなかったよ.で,色々試してみて,2種類買ってみました.2種類あると,匂いに飽きてきても,交互に使えば効果的とのこと.なるほどなるほど.和論文と英論文の関係ですね!(違う)

左はスプレータイプで,シュッ☆っとすれば良いので簡単に使えるということで買いました.右はマグカップ・アロマ法や枕・アロマ法に使う用です.

両方とも好みの匂いですが,傾向は違うので,なかなか不思議です.KEWガーデンのは柑橘系ベースで,yuicaのは樹木系ベースです.

で,使い始めてみたんですが,いやー,ビックリ.香水とか嫌いなんですが,ただ単に好みの匂いじゃないってだけなんですね.買ったアロマはステキです.寝る前にベッドの上の空間にスプレーしゅっ☆とすれば,超安眠ですよ.スッキリ起床です.すてき!コットンを購入すれば,枕・アロマ法も導入できちゃいます!

まとめ

いいかんじ!ストレスフリーになれるか!乞うご期待!

大病を患って思うところ

ちょうど寛解期を1年維持することができ,UCとしてももうすぐ3年目を迎えるので,ちょっと過去を振り返ってみようかと思います.

1年目はまさに闘病の1年で,よくわからないことだらけでした.下血してもリカバリーできるという意味では,比較的早い段階からコントローラブルでした.しかしそれは,下血したらペン注という対処療法的で,何故そうなったかという原因を切り分けることができずに,苦労しました.何度も調子を崩しているうちに,食べ物の影響はほとんどないこと,寝不足・ストレスの影響は大きいことなどがわかってきて,段々とコントロールが容易になってきました.要は,難病を盾にサボるだけの簡単な療養です.

2年目になると,薬がペンタサからアサコールに変わり,それを機に体調が大幅な改善を遂げました.アサコールのおかげで,UCは寛解期と呼んで差し支えない状態に固定することができました.一方で,UCが改善したにもかかわらず,なかなか調子が上がってこず(単なる甘え,怠け),昨年全く研究していなかったために業績を出せない焦燥感と,次年度は就職活動をしなければならない不安感で,精神面はどんどん不調になっていきました.この頃は,精神的に不安定すぎて,心療内科に通うことも検討しましたが,精神的に荒廃状態であったため,心療内科に行くという決断ができませんでした.ここで,誰かが無理にでも連れて行ってくれれば行ったのでしょうが,自らでは決断するに至りませんでした.ましてや「病院に行くべきはおまえらだ」と考えに至るくらいには,精神的荒廃は進んでいました.しかしながら,どんなきっかけがあったのか,なにがあったのか思い出せませんが,いつの間にかその不調からも脱し,なんとか平々凡々と3年目に向かう日々を過ごしました.

そんな経験から,大病を患って思うところがあったので,書いておこうと思います.

病気で怖いことは,長期化することだと思います.大病だとしても,短期で快復する類は先が見えるので何とかなりそうな気がします.しかしながら,大病ではないとしても長期化する病気は,先の見え無さから精神的に滅入ってしまいます.この辺の感覚は実際に病気を患った人じゃないとわからないと思います.

UCに限りませんが,見た目には病人に見えない病気というのは,かなり多くあります.実際,私の場合,発症してから2ヶ月間は診断がつかなかったため,上司に報告しなかったのですが,報告して初めて体調不良だと気づかれるくらいには,内臓疾患は気づかれません.ですので,電車やバスなどで,妊婦や杖をついている人に優しくするのは当然のことと思いますが,見た目ではわからない愛護すべき人がいるということは認識しておくべきと思います.私にいわせれば,見た目でわかる人にだけ優しくするのは差別的で偽善的でしょう.もし,本当に善意があるのであれば,全ての人に優しく振る舞うと良いでしょう.それが本当の善意だと思います.

「自分の目で見て,耳で聞いたことしか信じない」という人は少なからずいると思います.私もそこまでではないですが,実体験こそ最優先しています.そのため「やってみた」とか「作ってみた」とか「行ってみた」とか,そういう類が大好きです.世の中には体験しないと分からないことはたくさんあります.だから,神は私に試練として,経験として,大病を与えたのでしょう.「自らの身を以て,その苦しみを理解しなさい」と.

私は大病を患うことで,その辛さを身に染みて理解しています.1日1日が非常に大事であること.明日も今日と同じように動けるわけではないこと.そのために,中長期的な計画をよく理解し,よく準備し,膨大なマージンを準備しておくこと.そのためには,動ける最大限の範囲で,コツコツと積み上げておかなければならないこと.そして,動けないときには,潔く積み上げたマージンを切り崩し,快復に努めること.なんといっても,多くを求めることなく,諦めること.

それらを私は身を以て理解しているので,自らの実体験として,言葉に重みを持たせて,多くの人に伝える使命があると思います.実体験からの言葉は,深く心に届くのではないかと思います.私は学もないし,齢も重ねていないし,含蓄あることも大して言えないので,嘘偽り無い体験談くらいは伝えないといけないかなって思ってます.

それから,時間の捉え方も違うと思います.発症前から「タイミング」というものの重要性は理解していましたが,発症後はことさらに思います.寛解期を長期に維持している今はそうでもないですが,活動期や不安定な寛解期においては,「タイミング」の難しさを痛感しました.例えば,学会があったとしても,それは私の体調と関係なく開催されるので,学会参加の唯一の楽しみである二次会に参加できないという,何のために学会に来ているのかわからない状態になります.それ以外でも「調子が良いときに○○に行きましょう」などと言われると,それは基本的に日程調整不能を意味します.調子の良さは自分ではコントロールできないので,調子が良いところを見計らっていると,「今日調子が良い,誰かご飯行こう」といっても誰も捕まらず,「○日に食べに行こう」となると,その日が調子良いとは限らないわけです.

同じように,「今度行きましょう」と言われたとしても,その「今度」の感覚が一般人とは大きく変わります.難病患者や長期罹患者や持病持ちにとって,長期的に調子が良いとは限らないわけで,「今度」が数ヶ月後だとして,その時に調子が良い状態を保っていられるとは限りません.健常者は時間が無限にあるかのような前提で,難病患者は時間を有限かつ短く考えるのではないかなと思います.死にはしませんが,余命と同じような感覚かと・・・.

などと言うことから,学んだことは以下の通りです.

人生を生き抜いていく上で,最も大事なものは,金でも学でも人脈でもなく,健康です.

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