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Interop Tokyo 2012

6月12日から15日まで幕張メッセで開催されていたInterop Tokyo 2012に行ってきました.お目当てはもちろんNICTの新兵器DAEDALUSです.

こちらが噂のコンパニオンも抽選会もないのに,人集りができるNICTブースです.NICTは数年前から,Interopでnicterを展示しており,毎年人気のブースです.まずは従来の可視化ツールをご紹介.

いわゆる普通のnicterです.かっこいいです.

こっちは昨年投入されたNIRVANAです.

そしてこれが新兵器DAEDALUSです.クゼの電脳にタチコマがマスクアレイを注入しながら侵入する感じです.方向としては逆ですけど・・・.

ちょろっと解説すると,中央の球体がインターネットで,この球体でIPv4アドレスは網羅している・・・んだったと思います.その衛星軌道上に回っているのが監視対象ネットワークで,黒い部分がダークネット(未使用IPアドレス)で色が付いている部分がライブネット(使用中IPアドレス)になってます.んで,なんらかの攻撃(異常)が観測されると「警」が表示されます.点滅している「警」が現在進行中で,赤い「警」は過去に観測されたものだそうです.ちなみに,「警」が前面にドーンと出てきたときは,今まさにその瞬間に観測したものだそうです.レアです.

という,ある程度の前提知識を持っていただいて,撮影してきた動画をどうぞ.

こんな感じで,近くでこの映像が流れていたら,ずっと見続けてしまう可能性があるデフラグ級に危険な代物です.自宅警備員を名乗れます.さて,こんなかっこいいツールですが,実はかっこよさを極限まで追求してしまったため,自由度が無茶苦茶高い仕様になっています.例えばこんな感じ.

パケットの軌跡を黄色に変更してみた例.

特定の条件に該当するものを赤で表示させたもの.

445ポートへのパケットを緑でハイライトした例.などなど,ポート番号指定やらIPアドレス指定やら色々と条件指定してカスタマイズ可能です!超実用的!(当たり前)

これは他のものとはまったく違うものを表示していて,パケットフローで,どのぐらいの流量があるかを示している図.こんなこともできるんです.そうDAEDALUSならね!

まとめ

nicterの新型可視化ツールDAEDALUSはかっこいいだけではなく,実用性抜群です.ネットワーク監視センターには必ず配置したいツールです.ぶっちゃけLACのJSOCにあるべきツールじゃないかななんて思いました.さて,来年はどんな可視化が実現されるのでしょうか・・・.

さよなら九段下ビル

九段下といえば九段下ビル.九段下ビルといえば九段下.九段下ビルを知らずにセキュリティを語るな.そう言われるくらいには,九段下の名物である九段下ビルの解体が近づいております.そんな九段下ビルをアトリエとして,26日まで「さよなら九段下ビル」が行われていましたので,勢い勇んで潜入してきました.一般に潜入できる最後のチャンスだったので,これを逃す手はありません!撮影も自由でした!素晴らしい!

タモリ倶楽部で取り上げられるなど,かなり有名な建造物なので知ってはいましたが,老朽化の進み具合がすごいです.人が住んでいるとは思えない・・・.この九段下ビルをアトリエとして,作品が展示されているのですが,ややもするとどこからがアートでどこからが建造物なのかがわからない自然な一体感を生み出していました.

このようなシンボル的存在が無くなっていくのは寂しいものです.九段下ビルは私が働き始めた頃からそこにあって,私の人生そのものと言っても過言ではありません.これからはオレが九段下ビルの意志を引き継いで頑張る!

CEATEC JAPAN 2011

10月4日から8日に幕張メッセで開催されているCEATEC JAPAN 2011に行ってきた.今年も特別招待券を頂くことができましたので,特別招待日の4日に行って参りました.特別招待券はKDDI株式会社さまより頂戴いたしました.明日以降に行かれる方もいらっしゃると思うので,簡単にレビューします.

雑感

例年に比べて,各ブースが縮小している気がします.そのため,通路が広めに感じます.ホールの端っこの方に,ご当地グルメフードコートが準備されていて,食の楽しみもあります.展示のトレンドとしては,4K2Kテレビ,ワイヤレス充電/給電システム,HEMSといったところでしょうか.

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Interop Tokyo 2011

6月7日から10日まで幕張メッセで行われていたInterop Tokyo 2011を見学してきた.目的は主にNIRVANAのライブと小悪魔です.

今年は初日の開幕に向けて移動したんですが,京葉線に座っていけるくらいの人の入りで,人が少なかったです.その分,快適に見学できましたが.NICTのNIRVANAは回線トラブルで何度か地球儀が回っているだけの簡単な表示になっていましたが,ちゃんと動いている時間は人気抜群でした.WBSのカメラが会場に来ていて,ボクが居たときには取材をしていなかったのですが,その後にNIRVANAを取材して,その夜のWBSで流れていました.幕張メッセにも攻撃とかテロップでてますが,トラフィックを可視化しているだけで,攻撃とは限らないんですが・・・.

NICTブース以外では,DirectorsのブースでEV SSLゲームをやって小悪魔ウォーターをもらいました.小悪魔さんは卒研がどうのこうのでいらっしゃらなくて残念でした.小悪魔本をサイン本化するチャンスだったのに・・・.

それから,カスペルスキーのブースでは例によって例の如く,AKBうちわを配っていました.今年はカスペルスキーに限らず,うちわや扇子をノベルティとして配っている企業が多かったように思います.エコですね!

SmartARをみてきた

5月20日から22日まで銀座ソニービルのOPUSで行われていたSmartARの技術展示を見てきた.

もっと広いスペースで,プレゼンテーションステージがあったりするのかと思ってましたが,至ってシンプルな技術展示でした.小さく8カ所に別れていて,Xperia Arcにデモソフトを入れ込んで実際に体験できるようになっていました.

雑感としては,技術先行でアプリケーションはこれから考えていくという感じのようです.

akio911さんのレポートを見ればどんな展示だったかはわかります.見せ方の問題ですが,個人的にはキャプチャした瞬間の平面に対してARがそのまま表示されるというのはいかがかと思いました.マーカレスARを売りにしているので,そういうデモなんでしょうが,実際にサービス展開するときは,特にメニューのやつなんかは,オブジェクト部分をタッチしたらAR表示すべき情報が全画面表示される方が良いんじゃないかなって思いました.コーヒーショップのメニューのやつはズームインしましたが,固定倍率で,ピンチで拡大縮小とかできなかったです.まだ,仕方がないか.

どのデモもアプリケーションとしてグッと来るものがなかったんですが,唯一「あー」って思ったのは,中央のデモでした.中央のデモでは,モノクロ(セピア調だったかな?)のポスターをARでカラーにするとか,広告を表示するとかそういうデモをやっていて,(展示説明員さんの個人的な意見として)応用に電車内中吊り広告があると言っていて,なるほどって思いました.

ちなみに,信頼度の設定をどうしているのか知らない(認識対象が高々1つなので)ですが,対象領域の1/4程度が認識されるとターゲットされます.追従性も認識速度も申し分ないレベルで,空間平面の破綻も通常利用では起きていませんでした.もちろん,高速に振るとおかしくなりますがw.

結果的にマーカレスARゴリ押しのプレスリリースになっていますが,実はそういう技術じゃなくて,マーカARにも対応しているんだそうです.ですので,臨機応変に適用場面に合わせて使い分けることが可能なんだそうです.確かに,マーカレスARとマーカARは排他的な関係ではないと思うので,良いと思います.

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