- 投稿: 2011年02月07日 20:12
- 更新: 2012年07月03日 14:02
- レビュー
本日,KINGJIMのSHOT NOTEが発売になりました.amazonで予約していたのですが,一向に発送する気配がないので,リアル店舗でゲットしてきました.
何店舗か回って,大きめの書店でゲットしました.黒も売っていましたが,白が人気とのことなので,白を入手しました.サイズはとりあえずL, M, Sの3種類とも買ってきました.自分の使い方としては,Mが1番利用される想定です.Sは本当にメモ書きって感じです.
さて,折角発売日に入手したのでレビューをしたいのですが,既に書きたいことは以下で書かれています.
ですので,既に書くことはないんですが,ブログへのリハビリもかねて,書きたいと思います.
SHOT NOTEの性能
前のエントリでも書きましたが,ポイントは四隅にあるマーカです.このマーカに従って,3次元方向に歪んだ平面を射影変換で2次元平面に補正します.すでに前回のエントリでその基本的な性能と動作は調査しましたので,今日は別の観点から書いてみたいと思います.
マーカが重要だというのであれば,真っ先に思いつくのはコピーです.SHOT NOTEをコピーしても使えるのかという好奇心は誰でも沸くでしょう.ですので,試しました.
こんな感じで,Mサイズのシートをコピーしたものを使ってみました.結果は以下の通り.
全く問題なく認識します.つまり,ぶっちゃけた話,1枚だけシートを持っていれば,あとはコピーで利用できると思われます.まぁ,携帯性や利便性などを考えれば,商品を購入するというのが手っ取り早いでしょう.ただ,現状で発売されている3種類以外のサイズも自分で作成できるという点では,色々と夢が広がります.
そうすると、ホワイトボードでうまいことやるにはSHOT NOTEのやつを画像化してそれをプロジェクタでホワイトボードに写して、でアプリで撮ればいけそうかな。プロジェクタの反射でだめだったらプロジェクタで写したSHOT NOTEの部分を黒く自分で描くとか。
— Akira KANAOKA (金岡 晃)さん (@akirakanaoka) 2月 7, 2011
なんてこともアイデア次第では技術的に可能です.考え方を変えれば,パワポのテンプレートとして,SHOT NOTEのマーカを四隅に配置しておいて,プロジェクターに投影すると・・・.という使い方も面白いのかなと思います.これはまだ作成していないので,後日試してみたいと思います.
SHOT NOTEはこういう使い方もできるよ
カード類というアプリがありまして,カードを撮影して保存しようというものです.それ専用のアプリですので,UIを含めて良くできているのではないかと思います.しかし,有料なんです(高くはないけど).同じことがSHOT NOTEでできるとしたらどうでしょう?
こういう使い方です.あくまで,SHOT NOTEをマーカシートだと見なせば,シート平面で補正がかかるので,そのノートに書かれていなくても構わないわけです.ですから,名刺をこのようにすることもできます.
Evernote連携を活かして,EvernoteのOCRで文字列検索余裕です!うれしいです!!このような方法を利用して,カード類や名刺を整理するのも面白い使い方ではないでしょうか?もちろん,それ以外の単純な紙文書なども,SHOT NOTEに乗せてパシャっとすれば,スキャナいらずで簡単に電子化できます.
まとめ
発売直後にも関わらず,SHOT NOTEの入手性が悪くなっています.それだけ前評判が高く,期待の商品だったということでしょう.以降の流通量に期待です.
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