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バイオサイエンスで豊かな暮らし(’08) 第15回

  • 投稿: 2011年01月23日 13:25
  • 更新: 2011年01月23日 13:25
  • 教育

辛かったバイオサイエンスも最終回です.第15回は「バイオサイエンスの新たな可能性」です.というか,最終回はまとめ回なので,それほど真新しいことはないです.

われわれが知っている微生物が全体のほんの数パーセントに過ぎない.真菌で95%,細菌に至っては99%が知られておらず,その秘めた可能性は期待されるところである.

これからの時代はオミックスなんだそうです.特にメタボロミックスが重要らしいです.また,これまで微生物といえば,地表面から採取されたものが主であったが,これからは海洋微生物の研究が進められていくだろうとのこと.

バイオサイエンスの応用は多岐にわたっているが,これからの持続可能な社会に向けて,化石燃料依存社会から循環型燃料依存社会へと移行されるべきである.そのために活躍するのが微生物であり,バイオサイエンスである.炭水化物,アルコール,ブタノールなどをエネルギーにした再利用可能なエネルギーがこれから注目されていくだろう.

というわけで,今学期に受講していた全ての講義を受講し終わった.バイオサイエンスは一般教養として聞くのであれば面白かったが,これで試験が行われるとなると気が重すぎる.ほとんど分かっていない.分かったことはなんだ?と聞かれても答えられないくらいに分かってない.唯一の救いは持ち込み可の試験であることだが,そうやって気を抜くとフルボッコにされるのは世の常である.これが全入大学の総合教育科目(専門科目ではない)だよ.なんつっても講師の先生が北大名誉教授と名大名誉教授だからね.贅沢な講義だぜ.みんなも生涯学習として放送大学を見ればいいのに!!

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