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仕事・所得と資産選択(’08) 第15回

  • 投稿: 2011年01月06日 13:05
  • 更新: 2011年01月06日 13:05
  • 教育

第15回は「持続可能な社会と生活」です.最終回です.この講義はラジオでしたが,かなり楽しかったです.

人間は誰も1人では生きてゆけない.人間はお互いに助け合って暮らす仕組みを作り上げてきた.相互扶助やボランティアである.内閣府の調査によれば,人々がチャレンジしている分野のうち,約20%が社会貢献に関するものである.ボランティア活動を行う目的は「人のために役立ちたいため」が最も多く65.4%,次いで「自分自身の成長のため」が55.8%,「様々な人々とのネットワークを深めるため」が42.8%となっている.

人的資産には,個々の人間の能力(個人的資産)と人々が集まって発揮される社会的な能力(社会的資産)の2つがある.個人的資産は,ヒューマン・キャピタルと呼ばれ,自分自身の能力を高め,自己実現を図ってゆくことによって高められる.社会的資産は,ソーシャル・キャピタルと呼ばれ,人と人との繋がりがその源である.内閣府の調査によれば,ソーシャル・キャピタルの豊かな地域ほど失業率が低く,出生率が高いなどの関係が認められている.

総務省の家計調査年報によれば,1世帯あたりの年間寄付金は,1995年の阪神淡路大震災時に5000円台に増加した以外は,1990年以降はほぼ3000円台で推移している.

後半は興味がわかなかったので,まとめない方向で(最後なのにw).

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