- 投稿: 2011年04月08日 19:51
- 更新: 2011年04月08日 09:54
- 闘病記
前回の通院で,ペンタサからアサコールに切り替わり,ペンタサ注腸からの離脱を試みています.アサコール変わって2週間が経過したので,経過報告をしたいと思います.
アサコールは遠位大腸に効くか
アサコールはペンタサとDDSが異なり,大腸に入ってから溶け出すように工夫されているそうです.そのため,ペンタサに比べて遠位大腸での効果が期待されます.これは確かにその通りのような気がします.ペンタサでペンタサ注腸からの離脱を試みていた時は,最長でも8日間しか持たず,平均すると4日程度が精々でした.そこでペンタサ注腸を用いると症状が緩和することから,ペンタサは遠位大腸での効果が不十分のようでした.対して,アサコールは1週間経っても調子が下り坂にならず,現在もペンタサ注腸は使っていません.これは明確に遠位大腸で効果が出ているものと思われます.
アサコールは溶けるか
3月30日にアサコールが溶けずにそのまま出てきたことを観測しました.溶けようとはしたようで,ぷよぷよしてましたが,中身は全く出ていませんでした.観測できたのは1粒だけでしたが,少なくとも400mg分のメラサジンが放出されていないことを確認しました.その後も,4月4日と8日に1粒ずつ観測しています.これについては観察を継続中ですが,そのような状況であっても前述のように調子が悪くならないので,まぁいいかなと思っています.溶けてないんだから効果がないと思うんだけど,調子がいいってのは謎.
アサコールは全大腸炎型にも効果があるか
これはCF検査をしないとわかりませんが,アサコールが大腸で溶け始めることと,溶けずに出てきたことを考えると,上部で効果を発揮しているとはにわかに信じられません.今のところ問題はないので良いですが,全大腸炎型に対してアサコール単体で挑むのは難しそうな気がします.アサコールとペンタサのハイブリッドがあればいいのに・・・.もしくは併用とか.
アサコールはプラセボをもたらすか
どうもアサコールの薬効が完全に発揮されているとは思いにくいです.にもかかわらず,調子が下り坂にならないのは,プラセボ効果でしょうか?少なくとも,今のところでいえば,ペンタサ単体よりも遙かに調子がいいです.メラサジンの血液吸収が減ったからでしょうか?わかりません.
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