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あなたが放送大学で学ぶべき8つの理由
- 2011年11月20日
- 雑記
みなさん,勉強してますか?人間という生き物は低きに流れる生き物なので,学び続けないと学び続けられなくなるし,衰えるし,知識が古くなります.生涯にわたって教育を続けていくことを生涯学習とか,リカレント教育などといいますが,日本は遅れまくっていて,TPPやら国際化やらの波に飲み込まれたとき,日本人終了のお知らせが流れる可能性が高いです.
さて,そんなときに,「よし!学びを再開しよう!」と思ったとき,どうすればいいでしょうか?日本の大学は生涯学習に興味がないので,そういう取り組みをしている大学は本当に少なくて,不幸の極みです.最も真剣に取り組んでいるのは,間違いなく放送大学でしょう.
放送大学ってどんな大学?
放送大学は放送大学学園(文部科学省・総務省所管)によって設置された正規の大学です。 学士・修士の学位取得やキャリアアップ・自己実現など、生涯学習を目指す方を応援します。
放送大学はよく国立大学だと思われていますが,私立大学です.放送大学の特徴としては,以下のようなことが挙げられると思います.
- 約300科目の講義が開講されている
- 面接授業,放送授業(テレビ,ラジオ)がある
- 授業料は1科目11000円(テキスト代込み)のみ
- 8万人の在学生がいて,なかなかのマンモス大学
- 全国57カ所(各都道府県に最低1カ所はある)に学習センター・サテライトセンターがある
- 条件によっては満15歳から入学可能
というわけで,僕は教育者として,日本人が明るい未来を作り出すための手助けをする義務があるので,あなたが放送大学で学ぶべき理由を説明してきたいと思います.
放送授業はタダ
放送大学の放送授業は,地上波だと関東圏の一部でしか流れていません.しかし,2011年10月より,CS放送からBS放送になり,全国の皆さんが視聴しやすくなりました.これらの放送は公共の電波を使って,無料で配信されています.WOWOWのようなスクランブルはかかっていません.ということは,視聴するのはタダです.見るのも聞くのもタダです.タダで学ぶことができます.なのに,学ぼうとしないあなたは,ただ怠けているだけです.学びの機会を自らの意思で逸しているのです.これは実に不幸なことです.
もし,テキストが欲しいと思ったら,アマゾン等の書店で購入することができます.放送大学に入学して受講すれば,1科目11000円でテキストが付いてきて,しかも単位認定試験に合格すれば,単位ももらえてしまうという,お値打ち価格になっています.
大学卒業を目指そう
放送大学は大学ですから,全科履修生として入学し,所定の単位を取得すれば,学士(教養)を取得できます.放送大学は通常,1科目2単位です.卒業要件としては124単位ですから,単純には62科目の履修が必要になります.しかし,放送大学の良いところは,4年で卒業しなくてはならないという,悪しき圧力はありません.何年かけて学んでも良いのです.在籍年数は10年となっているので,それまでにとっても良いですし,一旦退学になった後に,再入学でも良いのです.また,既に大学を卒業している人や短大卒などの場合,編入扱いで,いくつかの単位が認定される場合があります.学びは自由です.自分が学びたいように,自分で計画して,自分のために学ぶことができます.それが放送大学です.他大学はどうでしょうか?
大学院もあるよ
放送大学には大学院もあり,修士(学術)の学位が取得できます.ということは,もちろん研究もできます.当然ながら,学部において,卒業研究をすることもできます.
意識の高い学生,すごすぎる講師陣
放送大学は無試験入学の全入大学ですが,学生の学びに対する意識は高いです.私が思うに,日本で最も学習意欲が高い大学だと思います.東大?はぁ?入学時に頭が良いだけで,半分は入学後に遊んで暮らしてるだろ.そして,それら学生を指導する講師陣もこれまた普通じゃない凄さです.恐らく,これだけの講師陣を要する大学,日本でここだけだと思います.何故なら,東大名誉教授やら,京大名誉教授やらがゴロゴロいて,時代の最先端を牽引してきた一線級の講師陣が勢揃いです.心理学系の講師だと「河合隼雄先生に師事した」とか「小此木啓吾先生に師事した」とかいう,超すごい先生たちがゴロゴロでてきます.日本で最も優れた講義は,放送大学で繰り広げられているのだよ!
グランドスラムを目指そう
放送大学教養学部には以下の5つのコースがあります.
- 生活と福祉コース
- 心理と教育コース
- 社会と産業コース
- 人間と文化コース
- 自然と環境コース
来年度から,情報系のコースができるとかいう噂を聞きましたが・・・.これら5コースすべてを卒業すると,グランドスラムとなり,名誉学生になります.名誉学生になると,入学金と授業料が免除になるという,何とも神々しい名誉を与えられます.これを目指さずに,何のために生きているのか.ポイズン.
学割が使えるよ
正規の大学ですから,学生は学生としての権利を行使することができます.つまり,アドビやマイクロソフトやアップルのアカデミックディスカウントが利用できます.また,携帯電話各社の学割も適用されます.JRの学割は通信制大学のため,適用がありません(あるにはあるけど,特殊な扱いになる).なんといっても,飲み会などで「学生,手を上げて」で手を上げることができます.学生料金になるかどうかは人徳だと思います.
図書館が超強力
これだけのために放送大学に入るのはありだと思うくらいに,強力です.以下のような電子図書が閲覧可能です.
- NetLibrary
- JapanKnowledge
- CiNii
- 日経BP記事検索サービス
- ScienceDirect
- SpringerLink
- JSTOR (The Arts and Sciences I Collection)
- DOAJ (Directory of Open Access Journals)
すごいです.私の現所属組織はSpringerを契約していないので,放送大学の学生として読めばいいのです.
【主に情報系研究者方面で所属機関の契約が貧弱で電子ジャーナルの利用が困難な方々へ】放送大学が超強力な件について lib.ouj.ac.jp/search/e-journ…
— 田中実(SCIS2013非公式アカウン)さん (@k4403) 11月 15, 2011
すごすぎます・・・.
色々な資格が取れるよ
放送大学では以下のような資格を目指すことができます.
- 教員免許状(教職課程がないので免許状の新規取得は不可)
- 司書教諭
- 看護師国家試験受験資格
- 学士(看護学)の学位取得
- 認定心理士
- 臨床心理士(受験資格)
- 学芸員
- 司書
- 社会教育主事
- 社会福祉主事
- 介護教員講習会(一部履修可能)
- 税理士試験(受験資格)
- 社会保険労務士試験(受験資格)
- 臨床工学技士専攻科入学資格試験(受験資格)
まとめ
あなたが求めている学びが,そこにある.それが,放送大学.
[結果]平成23年度特別データベーススペシャリスト試験
- 2011年08月15日
- 雑記
IC3認定インストラクター
- 2011年07月19日
- 雑記
思い返せば,昨年のUC発症直後にIC3を受験しました.その際に,このように述べました.
オレ,学校法人に勤務して3年目なので,3年以上の指導経験に足りない.残念!!!実に悔しい.ちょっと足りない.実に悔しい.ちょっと足りない.悔しいことなので,2回繰り返しました.
ということで,今年度でめでたく学校法人勤務4年目になったので,IC3認定インストラクターの申請を行いました.
認定要件
- IC3認定インストラクタープログラムガイドに同意している
- IC3の指導に必要な幅広い知識とスキルを証明できる
- 最新のIC3 3科目に合格している
- CompTIA A+もしくは、経済産業省認定国家資格である情報処理技術者試験に合格している
- IC3の指導に必要な幅広い指導能力を証明できる
- IT教育部門において2年以上、各年間300時間以上の指導経験を有し、その職歴証明書を提出できる
- 学校法人において3年以上の指導経験を有し、その職歴証明書を提出できる
- MOT、MCT/MCT-IW、またはCompTIA CTT+の証明書を保有している
- 個人の電子メールアドレスを所有している
今回の申請に当たっては,2-2では情報処理技術者試験のネットワークスペシャリスト(それ以外もいろいろあるけど),3では3-2を利用します.
申請書類準備
これが早くもクライマックスです.認定要件3-2を使用するので,学校法人における3年以上の指導経験を示す職歴証明書を準備する必要があります.まず,人事課の証明書発行依頼を見ても,在籍証明書はあれど,職歴証明書はありません.仕方がないので,IC3で提示されている職歴証明書のサンプルに従い,職歴証明書を作成し,これに押印願をする形で手続きすることにしました.ところが,またもや問題で,指定書式による押印願で依頼できるのは,学部長または専攻科長印のみで,学長印は依頼できません.困りました.困ったときの事務さんです.事情を説明して職歴証明書を送って,「どうしたらいいでしょうか?」と尋ねたところ,「これで良いと思いますが,人事課に聞いてみますね」って言われました.ここで確認しなかった僕が悪いんですが,てっきり人事課に書類が回ってて,良いとか悪いとかそういう返事が来るのかと思っていたんですが,事務さん的には「問題なかったんで連絡しませんでした」的な流れになってて,ここで2ヶ月ほど無駄な時間を過ごしました.ぐふー.
気を取り直して,人事課に職歴証明書と職歴証明書のサンプルと押印願を送りました.わくわくしながら待つこと約1ヶ月.人事課からメール便が届いたよ!やったー!と思って中身を見たら「おまえがどんな仕事してるかなんて学長が知ってるわけねーだろwだもんで証明できんわwまずは所属長から証明をもらって,それに対して証明するって形なら出せるんじゃん?(超訳)」とのこと.な・・・なるほど.だがしかし,何故1ヶ月もかかるんだ・・・.
気を取り直して,所属長である学科主任の先生に,またまた事情を説明して,経緯を説明して,ご面倒をおかけしながら,署名捺印を頂きました.よし!再度,人事課に送ろう!と勢い勇んで送ったところ,翌日には学長印が押印された職歴証明書が返送されてきました.おお・・・.1日で出せるものなんじゃないですか・・・.何故1ヶ月放置されたし><.
ということで,職歴証明書を準備できたので,2-2の書類としてネットワークスペシャリストの合格証をコピーして,それ以外の申請書類を準備して,準備万端です.
申請手続き
申請はこれらの書類を郵便で送ります.申込方法によると,書類到着後,約2週間で審査が行われるそうです.実際には,9日にポストしたので,11日に届いたとして,13日には審査通過のメールが届いていたので・・・審査は2日ですかね?申請が通過したので,所定の登録料を振り込みます.手続きは以上です.
認定インストラクターキット
認定証とインストラクターバッジがこれです.
EducatorなのかInstructorなのか,どっちかに統一して欲しいです.それ以外の付属グッズはこれ.
これで私はIC3認定インストラクターの仲間入りです.
まとめ
資格が1つ増えました.
平成23年度特別情報処理技術者試験
- 2011年07月04日
- 参加報告
今年で午前1の免除が切れるので,スペシャリスト4種の1つであるデータベーススペシャリスト(DB)を受験しました.例年だと,4月第3日曜日のはずですが,震災の影響で春期試験は特別試験に名前を変えて,高度試験は6/26に行われました.それ以外は7/10に行われます.今回は時期がいつもと違ったことと震災の影響で,全く勉強せずに挑みました(言い訳).いや,SCもNWもそういう意味では勉強してませんが,今回はテキストすら買っていません.SCやNWであれば,無勉強でも実力で押し切れますが,さすがにDBは実力だけで押し切るのは難しかったです.受かる気がしません.
午前2
これはすでに速報が出ているので,自己採点済です.25問中17問正答で,正答率68%なので,突破しました.午前2は何のための試験なのか本当に分からないです.止めて欲しいです.ただ,今回が特別試験だからなのか,見たことがない問題が多くあったように思います.大して過去問をみていないので,出題されていたのかもしれませんが.あと,2chでは問8がウだエだと論じられていましたが,余裕でエです.間違うわけないだろ・・・.
午後1
3問中2問選択.2,3を選択.問1が第4正規化,問3がSQLという積んだ状態でした.2ch情報によると問1が簡単で問3は,難しかったらしいです.問2しか解ける気配がなかったので,問2はしっかり解いたつもりです.しかし,ここで約40分も使うという,今までの高度試験では有り得ない時間配分をしてしまいました.結果,問3は全く時間が足らず,一部空欄で提出しました.一部空欄で出すなら,第4正規化を捨てて問1を解いた方が良かったかもしれない・・・.
午後2
2問中1問選択.問1を選択.というか,問2がものすごい出題方法で泣きそうになったので回避.ひたすら問題文が続いて,設問がたったの4問で,しかも,表を完成させろか図を完成させろだけ.しかも,4番がやばくて,aからzまであるでやんの!これは逃げるしかない!!ま,かといって問1が簡単な訳ではないのですが・・・.帰宅後の反省点ですが,両方とも全部埋めるのは難しかったんですが,よくよく見ると,問2の方が明らかに多く点が取れそうでした.確かに写すだけだ・・・.
まとめ
受験するなら勉強はしよう.もう地力だけで受かりそうな試験が残ってないんですが・・・.
ITパスポート(CBT試験)のリハーサル試験
- 2011年02月13日
- レビュー
平成23年11月から情報処理技術者試験のうちITパスポート試験にパソコンを用いて試験をおこなうCBT(Computer Based Testing)方式を導入する予定です。
そこで、情報処理技術者試験センターでは、本試験の実施に先立ち、受験者の方にCBT方式での試験を幅広く体験していただくとともに、CBT方式の試験への理解を深めていただくため、下記のとおりリハーサル試験を実施することとしました。
ということで,ITパスポートのリハーサル試験を受験してきた.試験時間は13時30分~16時15分の165分で出題は100問.辛いので1時間以内に終わらせる目標で頑張って,50分で100問解答し,82%の成績で試験を終えました.無勉強で大して考えもせずにさっさか解いて82%だからそんなもんでしょう.ちなみに,採点はIRTを使っているようなので,単純に18問間違えたわけではないのかもしれません.しらんがな!以下,講評.
試験実施方法
いわゆるパソコン教室で受験します.過去の経験によるとIC3や.com Masterなどと同じような感じです.ウィンドウを閉じるボタンやWindowsボタン,タブキー,右クリックなどは効力を発揮しません.しかしながら,Ctrl+Alt+Delは効力を発揮しました.やる気なら何でもやれそうです.OSはWindows7でしたが,どうやらこの試験はWindowsを前提にしているらしいです.私の見逃しかもしれませんが,実施概要のどこにもWindows前提である旨は書かれていません.しかし,Windowsの操作の基本中の基本を知らないと,試験中に困る可能性があります(後述).
まず気になるのは文字の小ささです.文字は設定で最大200%まで拡大できますが,デフォ設定の100%は小さいです.CBT試験が紙試験に遠く及ばない点として,画面の一覧性の悪さをあげることができます.文字サイズを100%にしていても,縦スクロールバーが表示されるような出題がありました.また,180%以上に拡大すると横スクロールバーも現れ,操作性が非常に悪くなります.Acrobatの手のひらツールのように画面をつかんで移動させられれば,まぁ悪くはないですが,スクロールバーでしか操作できないので非常に使い勝手が悪いです.
文字色と背景色は,白背景に黒文字がデフォですが,設定変更が可能です.白黒反転というボタンがあり,黒背景・白文字に設定可能ですが,出題画面だけに反映され,画面全体に反映されるわけではありません.また,ヘルプなどの説明画面では画像部分が悲劇的なことになり,見るに堪えなくなります.ちなみに,この文字色や背景色の変更はいわゆるWindows標準のカラーピッカーが表示され,このウィンドウはモーダルモードです.
試験が開始されると気になったのは,フォントの汚さ.なんだか知りませんが,メチャクチャ見にくい明朝体でした.ここはメイリオなどの見やすいフォントを採用した方が良いのではないでしょうか?パソコン上で明朝体が見やすいなんてことはないですよね?印刷物じゃあるまいし・・・.
問題送りは「前の問題」「次の問題」(文言は正しくないかも)で前後に送ることができます.それ以外に,全100問の解答と「あとでチェック」(文言は正しくない)の印が表示される場所がありまして,まぁ横スクロールバーが表示されるんですけど,全問題を行き来できます.ただし,ダブルクリックするとその問題に遷移するという説明はなかったように思われます.ちなみに,100問目で次へを押すと1問目に戻ります.個人的にはチェックした問題だけを順繰りにめくる機能があっても良いのではないかと思いました.
それから計算用紙代わりに,A4をラミネート加工したものとホワイトボードマーカー(極細,イレーサ付き)が渡されます.詳しくは試験内容の方で述べますが,これはこれでも良いような気がします.
ここから批判.Windows前提であるなら,Windows前提である旨を実施要項に書いておくか,またはヘルプなどに使い方を説明するべきである.ITパスポートのような最低限のリテラシを問うような試験でWindows前提を押しつけると,デジタルデバイドが発生する可能性が高い.まぁ,それを含めての試験かも知れませんが.何がマズイのかっていうと,試験中にヘルプや表計算の仕様を見ることができるんです.しかし,表示される画面内に「閉じる」などのボタンはなく,Windows標準の最小化最大化閉じる三兄弟ボタンしかありません.しかも,マウスカーソルを乗っけてもツールチップが表示されないので,知らない人は知らないので操作できない状態になります.さらにまずいのが,このウィンドウはカラーピッカーと違ってモーダルじゃありません.ですので,この画面を表示したまま試験問題を操作することができます.これはパニクる人が出てもおかしくないレベル.このような基本的な部分をどのようにするのかを考えなくてはならないと思う.
試験内容
高度区分持ちなので,難易度についてどうこう述べる立場にはありませんが,「ITパスポート」という名を付けるにはいささか難しいようにも感じます.出題は以下のようになっています.
ストラテジ系(経営全般)?:?35問程度
マネジメント系(IT管理)?:?25問程度
テクノロジ系(IT技術)?:?40問程度
試験画面の左上に「テクノロジ」とか表示されていたような気がしますが,あまり気にしてなかったので,このような比率だったかどうかは分かりません.試験制度が変わった頃から繰り返し指摘していますが,ストラテジは難しいです.ITパスポートっていうレベルを逸脱しているようにも感じます.まぁ,その辺は試験制度の問題なので,出題範囲に合わせて勉強すればいいだけのことなのでとやかく言うことではないようにも思いますが,「パソコンに詳しい人」程度が無勉強で受けると落ちるレベルであることは指摘できます.
前項にも書きましたが,計算用紙の件.ラミネートカードにボードマーカでも良いんじゃないかと思います.そもそもITパスポートでは計算問題がそれほどでないし,計算するといっても走り書き程度ですので.しかしながら,紙試験に比べれば,CBT試験はこの勝手が非常に悪いです.紙試験では試験問題に直接メモを取ることができましたが,CBT試験ではそれができません.そのため,問題とメモが一致しないので,確認作業をするときに探すという一手間が必要になります.CBT試験で紙試験と同等の使い勝手を実現するなら,画面に直接メモを取れる仕組みを取り入れる必要があります.iPadでやればいいんじゃねーの?Androidでもいいけどさ.
CBT化によるメリット
CBT試験によって,現行の年2回から受験回数が大幅に増加することが予想されます.そのため,受験機会の増加は単純に歓迎すべきことと思われます.特に,就職活動などでこの資格が必要だという人(そんな人いるのか知りませんが)には打って付けです.現行制度では4月か10月しかないので,就職活動でアピールするためには前年の10月試験を受けなくてはならず,願書は8月なので,往々にして受けられない状況があります.これが改善されるでしょう.そういう意味でいえば,基本情報もCBT化した方が,就活生へのアピールとしては大きいのではないかと思う.そう考えれば,SEやSIあたりの就活における1つの採用ステップに使うというのもあるかもしれません.
どのような運用になるのかが分からないので軽々しく言えませんが,受験回数が増えるので,ITパスポート程度なら,何回か受ければ受かると思うので,金にものを言わせて資格をゲットするという行為も可能になると思います.もしそうなれば,ITパスポートは国家資格といえど,価値は低くなるでしょう(既に価値がないとか,い・わ・な・い・の☆).
CBT化によるデメリット
なんつっても,紙試験に比べて手間がかかります.紙ならそのままメモが取れるのに,それはできません.また,受験回数の増加に伴い,合格者数も増えるでしょうから,合格者数に比例して価値が下がるとすれば,すぐに陳腐化します.
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