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さくらのVPS 980から,さくらのVPS(v3) 1Gに移行した

今日から,さくらVPSのリニューアルが実施されました.今まではメモリ512MB,HDD20GBで980円/月でしたが,新プランでは同料金でメモリ1GB,HDD100GBになるというのです.なんということでしょう.しばらく待っていると,メモリは1GBに増量してもらえるらしいのですが,HDDは増量されません.そもそもいつ増設されるのかも,不明です.そんなこんなしていたところ,新プラン乗り換え優遇策がでてきたので,勢いで移行しました.折角なので,これから移行する人のためにメモ.

前提環境

Ubuntu10.04amd64がインストールされている,さくらVPS(以降,旧VPSと呼ぶ)から,Ubuntu10.04amd64がインストールされている,さくらVPS(以降,新VPSと呼ぶ)への移行です.別の場所に移す分には同じ方法でいけそうですが,OSを変える場合はたぶんダメです.

手順

  1. DNSのTTLを短くしておく.
  2. 新VPSのOSをUbuntu10.04amd64に変更します.
  3. rsyncは入っているので,rootにパスワードを設定する.
  4. 旧VPSからrsyncで新VPSにデータを送る.
  5. 新VPSを再起動し,動いていることを確認する.
  6. DNSのIPアドレスを変更する.
  7. digとかnslookupでDNSが更新されたことを確認する.
  8. 旧VPSを止める.
  9. DNSのTTLを長くする.

こんな手順でやりました.手順3において,rootのパスワードを設定します.インストール直後のsshはrootログインを許可した設定になっていますが,rootのパスワードが設定されていないために,rootでログインすることはできなくなっています.このままでは,手順4でのrsyncが上手くいきませんので,rootが使えるようにします.

rootが使えるようになったら,そんなsshは怖いので,さっさとrsyncでコピーしちゃいます.参考にしたのは,以下の記事です.

具体的に旧VPSで打ち込んだコマンドは以下の通りです.

rsync -rtlzvogpHAX --delete --exclude /dev/ --exclude /etc/network/ --exclude networks --exclude hosts --exclude /boot/ --exclude /proc/ --exclude /sys/ --exclude /var/run/ --exclude /var/lock/ --exclude fstab --block-size=4096 -e ssh / xxx.xxx.xxx.xxx:/

xxx.xxx.xxx.xxxには新VPSのIPアドレスを入れましょう.ガリガリガリっとコピーします.コピーが終わったら新VPSを再起動して,動くことを確認します.これで,旧VPSと新VPSがほぼ同じ状態になったので,DNSを変更します.今回はTTL=120秒だったので,設定変更して,2,3分待ったら,上手いこと新VPSにアクセスが飛んできたので,移行できたことを確認できました.

このやり方は,一見するとサーバ無停止で移行できますが,移行中の数分間のログが欠落するという問題があります.個人鯖なので,別に良いかなと思っています.

移行してみて

移行しましたが,特に設定をいじっていませんので,メモリが512MBカッツンカッツンだったときのままなので,特にパフォーマンスを発揮していません.HDDも容量がアップアップだったわけではないので,これまた別になんていうことはありません.大きく変わったのは,CPUです.旧VPSも新VPSも仮想2コアであることは変わらないのですが,CPUが変わっています.旧VPSはIntel(R) Core(TM)2 Duo CPU T7700 @ 2.40GHzだったのですが,新VPSはIntel(R) Xeon(R) CPU E5645になっています.あんまりCPUには詳しくないんですが,クロック数は新VPSの方が劣っています.E5645はSSE4が使えるようなので,良いCPUなのかなー程度にしかわかりません.そもそもCPUもカツカツにならないんですけどね・・・.

まとめ

意外と簡単だった.

拡張子を残してファイル名をSHA1ハッシュ値に置き換えるワンライナー

どうでもいいことといえば,どうでもいいことなのですが.ダウンロードしたデータが破損していないかどうかチェックしたいなぁと思ったとき,ハッシュ値でチェックしますよね.一般的にはチェック用のSHA1SUMファイルが置いてあったりしますが,1ファイルでそんなに厳密になんだかんだっていうか,どうしても1ファイルにしたいの!っていうときに,ファイル名をハッシュ値にしちゃえばいいじゃんって安易に思うわけです.そんなときに使うワンライナーです.検証側はまだ書いてないw.オレが検証するわけじゃないので・・・.

sha1sum $1 |
awk '{
  fn=$2;
  gsub(/^([^\.]*)/,$1,$2);
  printf ("mv %s %s\n",fn,$2);
}' |
sh

簡単ね!

さくらVPSに移設しました

こんにちは,4403 is writtenのなれの果てです.いやなことがあったので,4403 is writtenは閉鎖して,新しく4403 is not primeを始めました.「いやなこと」というのは言うにはばからず,Movable TypeからWordpressへの移行が上手くいかなかったことです.色々な方法を試しましたが,記事インポートは上手くいくものの,パーマリンクを維持することができませんでした.何故か番号が飛ぶ・・・.まぁ,それだけが理由かどうかはしりませんけど.

というわけで,XREAの更新が12月に迫っていて,しかも度々高負荷になってイラッ☆としていたので,これを機にさくらVPSに移行しました.XREA程度のレンタルサーバに比べれば,圧倒的に快適です.さくらのレンサバに比べても,自由度が高くて遊び心がくすぐられます.まぁ,移設の理由がそれだけかどうかはしりませんけど.

さくらVPSを使うに当たって,OSは使い慣れたUbuntu10.04amd64を選択しました.カスタムOSを選択すると,イメージから初期状態が復元されるのかと思ったら,普通にテキストインストーラが起動しましたよ!ちょっと驚いた.で.基本的に「さくらVPSだから」という特殊な設定は何もないので,Ubuntuがインストールされてしまえば,あとは普通のUbuntuと変わりません.そのため,別段に何か特殊なことはしていません.

一応,やったような気がすることを箇条書き.

  • SSHをインストールして基本的な設定をする.
  • LAMP環境の構築.
  • ufwでSSHとApache Fullを許可にする.
  • Subversionを入れる.
  • awstatsを入れてログを可視化してみる.
  • virtualhostを駆使して複数ドメインを運用する.
  • apcとmemcachedを入れてみる.
  • muninを入れてサーバ監視してみる.

そんなもんです.唯一激しく躓いたのは,apacheの部分で,デフォではmod_rewriteが有効になっていないので,a2enmod rewriteしたくらいかな.このサーバではWordpressを中心に,PHPをメインとして活用していく予定なので,apcに64MB割り当ててます.余ってますけど.さくらVPSはメモリが512MBですが,apcに64MB割り当てても,今のところ余裕で動いています.MySQLのチューニングはまだしてません.というか,Wordpressの記事数が少なすぎて,実用レベルでのチューニングがまだできません.頑張って記事を書いて,頑張って訪問者を増やさないとね!

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