- 投稿: 2013年08月09日 14:42
- 更新: 2013年08月31日 10:27
- レビュー
99ドルで遺伝子検査ができると聞いたので,試してみたくなった.詳しいことは詳しい方におまかせして・・・.
23andmeは海外にも発送していますが,日本は対象外になっています.ですので,何らかの方法で日本に送る手段を準備しなくてはならないです.今回はオススメされたオレゴン州にある(重要)転送サービスのスピアネットを使いました.税金のことはよく知りませんが,オレゴン州は州税がかからないので,輸入するときに有利なんだそうです.
で,スピアネットに登録するとオレゴン州とカリフォルニア州の受取センターの住所が与えられるので,23andmeで購入した商品をその宛先に送るように指示します.同様の手段で,amazon.comやbestbuyとかebayとかで買い物できます.今回はやりませんが.
しばらくすると,23andmeからshippingの案内があって,さらに数日するとスピアネットから商品が届いたという連絡が来ます.スピアネットでは簡単な検品を行ってくれますが,ここでちょっとした脅しが・・・.
こちらは医療器具につき、下記の条件付きでの発送となります:
1)受け取りの際に医療従事者である証明および薬監証明が必要なことがございますが全てお客様の責任での対応となります。
2)発送は宅配が不可な為郵便局での発送となります。同梱なしをご選択をされておられますが、お客様にEMSもしくはPMIをご選択していただくため、ログイン画面から発送依頼をおかけください。
3)万が一滅却処分となった場合の事務手続き並びに手数料等は全てお客様の責任での対応となります。
知らんがな・・・.医療器具ではないと思うんだけどね・・・.まあ,そんなことは税関が決めることだから仕方なく発送手続きです.
スピアネットから現地時間7/29に出発して,8/9に届きました.
DNAを彷彿させるオシャレなデザインです.中を開けると実にシンプル.
まず23andmeのサイトで採取キットの登録を行います.採取キットにはバーコードが貼られていてその番号を登録することで,結果を閲覧できるようになります.登録の際にはいくつかのアンケートがあります.たぶん答えなくても良いんだと思いますが,遺伝解析に貢献するには情報をどんどん出すべきです.アンケートの一例としてはこのような感じ.
UCをrare diseaseだと思ってYesにしたんですが,後々のアンケート項目で,UCはrare diseaseではなく,単なるautoimmune disease扱いでした.
そういえばそうだね・・・.では気を取り直してDNAサンプルを採取していきたいと思います.説明書は当然英語ですが,難しくないです.
漏斗付きチューブに唾液を採取すればオッケーです.
こんな感じで蓋を閉めると何かしらの液体がチューブに流れ込む仕組みです.実に簡単です.
こんな感じで採取します.唾液を量産するために,梅干しをくんかくんかする怪しいプレイを繰り広げましたが,独り暮らしなので問題なかったです.
蓋を閉めて謎の液体と混ぜて,キャップを締めて・・・.
完成!簡単です.最後に,元々のパッケージに押し込んで終わりです.
これをパッケージ裏面に書いてある住所宛に送ればおしまいです.簡単ね!
まとめ
かかった費用は以下の通りです.23andmeが商品99USD+送料9.95USD=108.95USDで11123円(1USD=102.097JPY),スピアネットが送料41.23USD+転送手数料9USD+郵便局事務手数料5USD-ポイント使用5USD=50.23USDで5075円(1USD=101.051JPY),返送が小型包装物で330円,合わせて16528円でした.
結果が楽しみです.
201308222113追記
届いたようです.
Your sample was received at our laboratory on 08/22/2013 and is currently in the queue to go through DNA extraction and amplification.
楽しみです.
201308311027追記
解析が始まったようです.
Now for the good stuff! We started analyzing your DNA on 08/25/2013
During this stage, your DNA will be analyzed on a microarray. This may take a week to three weeks. Thank you for your patience.
楽しみです.
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