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東京には都電荒川線という路面電車が残存している．しかし，その沿線上に行く機会が全くないので，積極的に乗りに行かないと乗る機会が皆無なので，一発奮起して乗りに行ってきた．しかも，1日乗車券がある上に，駅が30しかないらしいので，各駅乗降の旅を決行してきました．

起点は早稲田駅です．端から端まで50分強らしいので，まずは終点の三ノ輪橋駅まで一気に行ってみました．前乗り後降りで，運賃先払いです．乗車時に「都電1日券」と車掌に伝えて，おサイフケータイに1日券を付与！しゃきーん！降りるときはバスと同じく停車ボタンを押して降ります．車両は1両編成のワンマン運転なので，なんか和やかです．

早稲田から三ノ輪橋まで途中下車をせずに移動したのですが，端から端まで乗っている人はいませんでした．かといって利用者が少ないわけでもなく，大塚や王子などの乗り換え駅では多くの人が乗り降りをします．乗客で多いのが，シルバーパスを持っているご老人方です．市民の足として大活躍の都電です．

復路では三ノ輪橋から各駅乗降して戻ってきます．といっても，全駅には寄りましたが，全区間を都電で移動したわけでもなく，駅間を徒歩で移動した区間もあります．だって・・・隣の駅が見えてるのに，電車が3駅前とか・・・ねぇ．

序盤はゆっくりと地域商店街探索とかやってしまって，町屋駅で昼休憩を取った時点で，日暮れまでに戻れない様相を呈し始めたため，中盤以降は各駅を巡るという目的に終始しました．途中にある荒川車庫前駅には，都電がいっぱい止っていて，ラブリーです．それから，王子駅から飛鳥山にかけて，あすかパークレールという謎の乗り物もあるので，見逃せません．その後の見所としては，喫茶店が駅にめり込んでいる庚申塚駅，巣鴨地蔵通り商店街，雑司ヶ谷霊園でしょうか．日暮れ間近で切羽詰まっていたのでちゃんと探索していませんが，雑司ヶ谷霊園には相当量のネコが含有されていると思われます．要追加調査．

まとめ

1日乗車券400円で1日楽しめます．昭和を感じるノスタルジーがいい感じです．思っていた以上に楽しかったですが，めっちゃ疲れて，足はマメになりました．今度は寒くない時季に行きたいです・・・．